くらしお古今東西

秋田県と塩

江戸時代から明治末にかけては、現在の秋田市や由利本荘市で揚浜式塩田による塩づくりが行われました。

塩にまつわる人物

加賀録蔵

加賀の住人。江戸時代の正徳年間(1711-1716)に現在の由利本荘市で塩づくりをはじめました。天保13(1842)年の火災で古い記録が焼失したため詳細は不明確ですが、土砂や貝灰をまぜた「貝釜」を使っていたようです。

参考文献:『大日本塩業全書 第三編』

塩にまつわる習俗

山稼ぎに行く前にすること

神代村(現仙北市)では山稼ぎに行く前の朝、必ず塩を嘗めたという。このとき、若しその味に異常があれば、何か危険なことがあると言われている。恐らく塩そのものの問題ではなく、塩を嘗めることで体の状態を確かめる意味があったのだろう。

落合 功(青山学院大学経済学部教授)

参考文献:『塩俗問答集 常民文化叢書<3>』渋沢敬三編

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